アメリカの厳選ベビーフード(離乳食)

アメリカも日本と同じようにたくさんの種類のBabyfoodと言われる離乳食が店頭に並んでいます。こちらでは、瓶詰めのものやパウチが主流となっています。

ほとんどの大手スーパーにはベビー専用棚があり、ネットなどでも簡単に手に入ります。私も基本的には手作りですが、旅行の時やお出かけの際にはとても便利なので利用します。

とにかく種類が豊富なので、迷ってしまうかと思いますが、今回はアメリカのベビーフードの選び方と、本当に信頼できる安心安全な厳選ベビーフードをご紹介します。

アメリカのベビーフードの選び方

日本の市販の離乳食も同じだと思いますが、アメリカのベビーフードにも”正直赤ちゃんには与えたくない成分“が含まれている場合があります。

  1. Organic(USDA)の表示

そこで、まず選びたいのが”Organic“のベビーフード。GMOと言われる遺伝子組換え作物や食品添加物(人工着色料や香料)などが入っていない、さらに原料になる食物を育てる際に化学薬品や農薬、抗生物質などを与えていないものになります。

この世に生まれてきて母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんの真っさらな胃や味覚に、大人でも発がん性などのリスクのある食べ物はなるべく避けたいですよね。なのでOrganic(USDA)は一つの目安になります。 

 2.  Ingredients(原材料)をよく見る

Organicの表記があっても砂糖が添加されていたり、入ってない方が良いものが添加されている場合があるので、ベビーフードのIngredients(原材料)の部分をよく見て購入しましょう。

Organicのものであればそうでないものに比べて、より安全でほとんど大丈夫なのですが、Organicのものにもよく入っている実は注意が必要なものがあるので記載します。

Fruit juice concentrate:精製された砂糖のことを意味します。甘味を出すためにフルーツや野菜などの果糖に加えて、砂糖が添加されているということになります。

Citric Acid, Ascorbic Acid:食品を強い酸性にするため、消化に影響を与えたり、酸の逆流を引き起こします。例えばバナナのベビーフードの瓶に入っていたならば、通常のバナナの約100倍の酸性度になるそうです。

厳選!おすすめベビーフード

EARTH’S BEST
取り扱い店舗:Whole Foods Market, Target, CVS Pharmacy, Walmart etc…

 

※2021年ベビーフードから有毒重金属が検出された件について、EARTH’S BESTのベビーフードにも有毒重金属が含まれていたためオススメしません。(2021年4月追記)

アメリカの信頼度の高い安全なベビーフードブランドを参考にしてみてください。(2021年4月追記)

EARTH’S BESTはオーガニックベビーフードを作っているアメリカの老舗ブランドです。ベビーミルクからベビーフードまでUSDA認定の全てオーガニックなので安心安全。

私も第一子の息子の時から、ミルクはずっとEARTH’S BESTのもので、ベビーフードも基本的にどこでも取り扱いがあり購入できたので、よく利用しておりました。

ベビーフードだけではなく、Toddler用のスナックやおむつやおしりふきも販売しています。また、一部商品はセサミストリートとコラボしており、パッケージが可愛いです。

実はEARTH’S BESTの商品には、”Citric Acid, Ascorbic Acid”が入っているものもあるので、Ingredientsの表記を注意してよく見て購入してください。

ちなみに私の住んでいるエリアのWhole Foods Marketに置いてあるものは大丈夫でした。Amazonで売っているものの中に見かけたので、ネット購入の場合も注意が必要ですね。

Once Upon a Farm
取り扱い店舗:Whole Foods Market, Target, The Kroger.Co etc…

Once Upon a Farmはハリウッド女優でもあるジェニファー・ガーナーがCo-Founderでもあり、オーガニック、コールドプレスが特徴のベビーフードブランドです。

コールドプレスにより、従来のものよりもさらにフレッシュで、栄養素をそのまま閉じ込めたベビーフードなので、家での手作りに近い形かと思います。

また、月齢に応じて原材料にスーパーフードやヘルシーな油を取り入れるなどして、より栄養価の高いベビーフードが実現しました。まさに新時代のベビーフードです!

保存方法が要冷蔵なので、旅行先などに持って行ったり、夏場に気軽に持ち運びできないのと、冷たいものを赤ちゃんに与えるということが少し難点です。

SERENITY KIDS’
取り扱い店舗:Whole Foods Market etc…

SERENITY KIDS’は幼い子どもを持つ夫婦が従来のベビーフードにはない、アレルギー対応かつ良質な油やプロテインを摂取できるように考えて作られたブランドです。

こちらは3年前の息子の時にはまだありませんでした。確かに、アメリカのベビーフードは動物性タンパク質の入っているものの種類は少ないので、選択肢が増えていいなぁと思います。

また、写真には載っていないのですが、天然のサーモンが入ったものも発売されています。アメリカのベビーフードは魚が皆無なので、日本人の私としてはよくぞ販売してくれたと、見つけた時にテンションが上がりました!

野菜とチキンはもちろんオーガニックのもの、ビーフは”100% grass fed”、ターキーは”100% Pasture raised”で、小さな牧場と契約をするなどとてもこだわっています。

Wholefoods Marketでの取り扱いがメインで、地域によって他スーパーでも扱っているところがありますが、まだまだ少ないです。私もWholefoods MarketでSALEになっているのを見つけたので、早速何個か買いました。

SPROUT
取り扱い店舗:Walgreen, Giant Eagle etc…

 

※2021年ベビーフードから有毒重金属が検出された件について、SPROUT Organicはベビーフードに関する調査を拒否したため安全性に懸念があります。(2021年4月追記)

アメリカの信頼度の高い安全なベビーフードブランドを参考にしてみてください。(2021年4月追記)

SPROUTは今ではベビーフードの常識ともいえるパウチを最初に開発し、販売したブランドだと言われています。また、パウチのベビーフードだけでなく、Toddler用のヘルシースナックも販売しています。

オーガニックはもちろん”Whole foods”を大切にしており、パウチは全て”Not From Concentrate”のこだわり!他のオーガニックブランドのパウチでは結構Concentrateのものを入れているところが多いので、とても貴重です。

できるだけ加工プロセスを少なくし、原材料もシンプルにすることで、赤ちゃんにも地球にも優しい商品を作ることをモットーとしているので、私もとても信頼しています。

息子のはここのパウチがお気に入りで、先日も飛行機用にと娘のために大量に買ってきたのですが、飛行機はキャンセルになったからと言って「スムージー美味しい!」と飲んでいました。笑

SPROUTのパウチはとにかくバリエーションが豊富なので、旅行に持って行く時にもとても便利です。また、月齢によってスーパーフードを取り入れており、Toddler用のパウチやスナックもヘルシー志向なのが嬉しいです。

Amazonなら全て取り扱いあり!

ベビーフードはオーガニックやこだわりが強いほど、残念ながら店頭に置いていない場合があります。アメリカの主な取り扱い店舗を記載しましたが、地域によっては入手が難しいところもありそうです。

また、上記商品が全て揃っている店舗は私の住むエリアでは見つけられませんでした。そんな時はやはりインターネットが便利ですね!

店頭は置いてある商品も限られてしまいますが、公式サイトなら希望の商品が購入できます。また、Amazonは上記のブランド全て取り扱いがあったので、チェックしてみてください。

以上が、アメリカの本当に信頼できる安心安全で、こだわりのベビーフードブランドでした。私の子ども達も全てのブランドにお世話になっています。

ぜひ参考にしてみてくださいね!!

 

 

愛を込めて…

Noriko