水を飲むことが体に良い理由

人間の体の60%は水でできている。」と言われているように、「人間の血液の90%は水だ。」という事実からも分かるように、人間に不可欠な水。

最近では、美容や健康に詳しい人でなくとも「水は体に良いからたくさん飲むべき。」というのは聞いたことがあるかと思います。

私も10年前くらいから、美容と健康のために水をよく飲むようになりました。実家に帰るたびに家のウォーターサーバーの水がすごい勢いで無くなるため、母に「水泥棒」と言われたほど。笑

だけど、やっぱり水は良いのですよ。そこで今回はなぜ水が体に良いのか…!?水を飲むことのメリットについて書いていきたいと思います。

水の影響力(働き)とは?

1. 唾液と粘液を形成する

水を飲むことによって、唾液や粘液が形成されるので、口、鼻、目に潤いを与えます。特に口の中において、唾液には食べ物を消化する働きがあり、水を飲むことにより口の中を清潔に保つことができます。

2.酸素を体中へ運ぶ

血液の90%は水でできていると言いましたが、血液には体のさまざまな部分に酸素を運ぶ役割があります。

また、濃くなったり薄くなったり常に変動する血液の濃度を適度に保つ働きがあるので、水を飲むことで血液をサラサラの状態にすることができるのです。

3.体温調節をする

体内にある水は体が温まると汗として皮膚の表面に出て、それが蒸発すると体を冷やします。また、人間は体に水があるおかげで、体温調節をし、体温を一定に保つことができるのです。

水を飲むことのメリット

1.ダイエット効果

水を飲むことによって代謝が上がり痩せやすくなると同時に、便通やリンパの流れが良くなります。

また、水を多く飲むと食事量が抑えられる上、普段ジュースやソーダなどの糖分が多い飲み物を飲むことが多いのであれば、水に変えるだけでカロリーカットできます。

2.デトックス効果

便通が良くなる上に尿もたくさん出るようになるので、老廃物が体から排出されます。

また、代謝が上がり、体温も上がることにより、汗をかきやすくなり、汗からも老廃物が排出され体内がデトックスされます。

3.アンチエイジング&美肌効果

人は年齢に比例して細胞内の水分量が減っていくそうです。水を飲み、体内から潤すことによって、肌荒れやシワ、くすみ、クマなどの老化現象を和らげます。

また、お肌の悩みとして挙げられる乾燥肌やシワ、たるみは体内の水分不足が原因でもあるので、水を飲むことによって、透明感のある美しい肌に生まれ変わります。

4.むくみ解消

水を飲むとさらにむくみが悪化しそうな気がしますが、水を飲むことでリンパ液の流れが良くなります。

血液もサラサラになるので、血の巡りが良くなると同時に全身に酸素が行き渡り、老廃物を運ぶ量もふえるので、むくみ解消に効果的です。

5.疲労回復

体内の水分が不足していると血液がドロドロになり血流が悪くなります。水を飲み血液をサラサラにすることで、全身の疲労回復にも役立ちます。

水よりも無糖の炭酸水の方がより効果的で、疲労を和らげてくれます。

特に運動をする場合には水は不可欠ですね!運動前にはミネラルが豊富な硬水を、運動後には炭酸水がオススメです。

1日に飲む水の量は?

よく「1日に2リットルの水を飲むのがよい。」と聞きますが、目安として成人女性で約2リットル、男性の場合は約3リットルが理想と言われています。

しかし、年齢や体重、運動量によって、1日の水の摂取量が変わってきます。年齢や体重による正確な水の摂取量は簡単に計算できるので、ぜひ下記を参考にしてみてください。

1.まず、年齢、体重に対して、下記の数値をかけます。

*30歳未満→体重×40

*30歳以上55歳以下→体重×35

*56歳以上→体重×30

2.次に上記で計算した値を990.5で割ります。(ここで出た値が正確な水分量。)

さらに、運動を良くする人は、30分の運動に対して、1日の水分摂取量にプラス350ml飲むのが理想となります。

水の飲み方の注意点

水が体に良いからといってがぶかぶ飲み過ぎは逆に水中毒になってしまう可能性があります。

また、一度にたくさんの量を飲むと胃腸に負担がかかってしまうので、一回に飲む量もだいたいコップ一杯(250mlほど)にして、何回かに分けて飲むのが理想的です。

さらに、冷たい水は体を冷やしたり、内臓に負担がかかってしまうので、なるべく常温で飲むようにしましょう。白湯でもよいですね!

喉の渇きだけでなく、体の渇きにも効果的な水!普段からたくさん飲んで全身に潤いを与えましょう。体が潤うと心も潤います。美容と健康のためにぜひ「水を飲む」という新習慣を始めてみてはいかがでしょうか??

 

 

愛を込めて…

Noriko