食べる日焼け止め!夏に食べたいUV対策抜群の食品10選

7月も終わりに近づき、いよいよ夏本番!一年中紫外線対策が必要だと言われる現代ですが、日差しが強く感じるこの季節は特に紫外線対策をしっかり行いたいと思うところ。

とはいえ正直、私は太陽の光を存分に浴びながら何も気にすることなく日焼けをしたいタイプですが、やはり肌の劣化を考えると肌への被害は最小限に抑えたいものです。

夏だし日焼けしたい!だけど、美肌も保ちたい!そんなわがままも叶えてしまう魔法とは!?もちろん日焼け止めクリームや保湿で外からケアしつつ、やはり大切なのは食事!肌に潤いを与えて、体の中からもケアしましょう。

そこで今回は、この夏たくさん食べてもらいたいUV対策抜群かつ美肌効果のある食べ物!!食べる日焼け止めとも言われる食品10選をご紹介します。

1.ベリー(ブルーベリー&いちご)

美肌効果の高いフルーツとして知られるベリー!その中でもブルーベリーやいちごは特に抗酸化作用が高く、ビタミンCも豊富なので、日焼けによる炎症やシワを防いでくれます。

ブルーベリーやいちごはそのままデザートで食べることができ、スナックとして持ち運びにも便利ですね!ヨーグルトのトッピングやスムージーにも合うので取り入れやすいかと思います。

アメリカでは初夏から旬を迎えるので、この時期は新鮮で立派なブルーベリーやイチゴがスーパーに並びます。しかも大容量(1kgとか!笑)で安く販売しているので、我が家の冷蔵庫(冷凍庫にも!)には常に常備してあります。

2.ザクロ

ザクロに含まれるポリフェノールはUVA(シミシワなどの原因)とUVB(日焼けや皮膚がんの原因)から肌を守る効果があり、日焼け止めとしての日焼け防止係数を25%高めると言われています。

食べる日焼け止めの代名詞と言われるほど、ザクロは美肌効果と日焼け止め効果が抜群なのです。ザクロは実を割ると中に赤い種が入っており、この種を取り出すのが少し億劫ではありますが、つぶつぶした食感がクセになります。アメリカではTrader Joe’sなどでこのザクロの種だけのものがパックで売っているので、私はよくこちらを利用しています。

サラダに入れると見た目も華やかになります。バルサミコ酢とオリーブオイルの自家製ドレッシングと一緒に召し上がってみてください。また、ヨーグルトのトッピングにもオススメです。

3.ダークチョコレート(カカオ70%以上)

ポリフェノールが豊富で抗酸化作用のあるダークチョコレートもまた、UV対策に抜群な食品の一つです。”甘いお菓子=体に良くない”の方程式を唯一覆す優れたスイーツなのです。

ただし、必ずカカオ含有率が70%以上の物を選ぶこと!ダークチョコレートとパッケージに書いてあっても実は砂糖がカカオよりたっぷり入っている商品もあるので注意してください。白い砂糖は肌の劣化を促進します。

また、UV対策にいいから、美肌効果があるからといって食べ過ぎは禁物です。カカオ70%以上のダークチョコレートとはいえ、砂糖が入っているということはお忘れなく!!スイーツとしてお楽しみください。 

4.トマト

抗酸化作用のあるリコピンで有名なトマトは美肌野菜の代表格として知られています。それだけではなくトマトにはビタミンCも豊富に含まれているので、UV対策にもとても良いのです。

特にリコピンは脂肪と摂ることで吸収率もアップするので、オリーブオイルなどの良質な油と一緒に食べるのがオススメです。トマト、アボカド、塩、オリーブオイルのサラダは我が家の鉄板です。

また、トマトは加熱をするとリコピンの吸収率が大幅にアップするので、トマト缶で調理するのも良いですね。夏野菜とトマト缶で作るラタトゥイユは簡単で野菜をたくさん摂取できるので夏の一品にオススメです。

5.スイカ

夏のフルーツといえばスイカ!夏の王様と呼べるくらい夏がお似合いですよね。そんなスイカも抗酸化作用のあるリコピンが豊富なのですが、実はトマトよりもはるかに多く含まれているのです。

また、スイカの果肉の95%は水分なので水分補給にも最適!食べるだけで水分補給と紫外線対策ができるスイカは、暑い夏の日のスナックにはもってこいのフルーツなのです。

スイカはやはりそのまま食べるのが一番美味しいですよね!塩を少しふれば甘みも倍増します。ベリー系のフルーツと合わせてスムージーにするのもオススメです。

6.チアシード、フラックスシード

シード(種)がスーパーフードと呼ばれ、身体に良いことは健康志向の人であればご存知かと思います。その中でも、チアシードやフラックスシードには良質な油として知られるオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。

オメガ3脂肪酸には抗酸化作用と同時に太陽から肌を守る効果があります。また、チアシードやフラックスシードはたったティースプーン一杯の少量でも効果抜群なので、気軽に取り入れることができます。

どちらともスムージーに混ぜてしまうのが手軽でオススメです。また、チアシードは甘味料とともに豆乳などと混ぜて数時間冷蔵庫で冷やせば、チアプディングとして楽しむことができます。

7.ナッツ(アーモンド、くるみ)

今や健康美容のスナックには欠かせないナッツですが、抗酸化作用が高いことで知られています。特にアーモンドやくるみはビタミンEが豊富で、βカロテン(野菜やフルーツ、穀物に含まれる)と一緒に摂ると紫外線によるダメージから肌を守る効果があります。

アーモンドやくるみはそのままドライフルーツなどと一緒に食べたり、ヨーグルトやサラダにトッピングしたり、食べ方は様々です。食パンなどにピーナッツバターではなく、アーモンドバターを塗るのもオススメです。

また、スムージーにそのままアーモンドを入れるもよし、さらにはアーモンドミルクを加えるのも良いですね!意外とナッツも色々な食べ方を楽しむことができるのです。

8.サーモン(イワシ、サバ)

健康食材として知られるサーモンもまたチアシードやフラックスシードと同様にオメガ3脂肪酸が豊富に含まれています。そのため抗酸化作用と紫外線から肌を守る効果が期待できるのです。

また、サーモンと同様にサバやイワシなどにもオメガ3脂肪酸の良質な油が豊富に含まれています。これらは癌につながる日焼けのダメージを防ぐとも言われています。

サーモンは生でも焼き魚でもホイール焼きでも調理法を変えて楽しむことができます。また、サバやイワシも焼き魚としてはもちろん、缶詰めでもオススメです。特にイワシの水煮、サバのオリーブオイル漬けには豊富にオメガ3脂肪酸が含まれています。

9.人参

人参には日焼けの強度を減らすのに役立つカロテンが豊富に含まれています。人参は比較的どこにいても手に入りやすい食材なので、日々の食卓にレギュラーで取り入れると良いですね。

人参は中心よりも皮側の方が栄養豊富で、βカロテンは2.5倍、ポリフェノールは4倍と言われています。できるだけ皮ごと、または皮は薄くむいていただくようにしましょう。

さらに、加熱をするとβカロテンの吸収率が2倍に、油と一緒ならば約8倍も吸収率がアップします。オリーブオイルと塩で炒め蒸しにすると甘さも引き立ち、栄養価も高くなるのでオススメです。

10.キュウリ

夏の食卓には欠かせないキュウリですが、スイカと同様に95%が水分です。一時期は水分だけで栄養のない野菜として広まっていましたが、低カロリーで栄養も豊富なのです。

水分量が多いため肌の潤いを保つのに役立ちます。キュウリの顔パックも効果的です!さらに、優れた抗がん特性でもあるコラーゲンの生成を助ける役割もあります。

きゅうりはぬか漬けなどお漬物が美味しく食べられますが、野菜スティックにするのもオススメです。ひよこ豆フムスや味噌、マヨ醤油、ゴマだれなどにディップすれば無限に食べられてしまいます。

食べて中から綺麗に!!

今回紹介した”食べる日焼け止め”としてUV対策に効果的な食品は、野菜、フルーツはもちろんスイーツや魚などバラエティ豊かにあります。ぜひその日の気分でスナックや食卓に取り入れてみてください!

また、上記の食品は日焼け止め効果があるだけでなく、アンチエイジングや美肌効果もあるので、美しく内面から輝くために食べる習慣をつけることをオススメします。ダイエットにもなるのでまさに一石三鳥ですよ。

 

 

愛を込めて…

Noriko