安全でヘルシー!日本の無添加赤ちゃんおやつ12選

以前、「アメリカの本当にヘルシーな赤ちゃん用おやつ5選」を紹介しましたが、やはりアメリカでは赤ちゃんにオススメのスナック(手軽に持ち運びできるものかつ砂糖不使用)は数が限られています。

また、「アメリカのベビーフードから有毒重金属が検出された件」で書いた通り、アメリカのベビーフード(スナックも含む)全体にまだ安全性への懸念があるため、ベビー用とはいえ選ぶのも慎重になるかと思います。

そこで、今回は赤ちゃんのおやつデビューにもぴったりな「日本のベビースナック」を紹介します。日本在住の方はもちろん、海外在住の方も一時帰国や荷物の輸送時に参考にしてみください!

赤ちゃんのおやつデビューにオススメの5選

赤ちゃんのおやつといっても、離乳食に段階があるように月齢によって与えるものは変わってきます。まずは、離乳食も慣れてきておやつも必要になった8ヶ月頃から食べられるおやつデビューに最適なものをご紹介します。

赤ちゃんにとってあくまでもおやつは補食であり、おやつ=甘いものではないので、第一段階としてできる限りシンプルで砂糖不使用、素材の味を生かしたものを選んでいます。(また、離乳食にもなる!)

1. オーサワの玄米ポンセン

マクロビオティックを基本に多くの無添加、ヘルシーな食材を販売しているオーサワジャパンの中でも最もシンプルな赤ちゃん用おやつです。お湯をかければ玄米がゆにもなる一石二鳥の玄米ポンセンです。

原材料は、「有機玄米(国産)、食塩(シママース)」で非常にシンプルです!我が家の末っ子が1歳の時には常にストックしていました。少しボロボロしますが、外出時の離乳食にも便利だったのでとても重宝します。

2. EDISON mama くちどけおこめぼー

スプーンなどをはじめ、様々なベビーグッズを販売しているEDISONの赤ちゃん用おやつ!赤ちゃんの手づかみ食べにちょうど良い棒状で、にぎりやすく、ボロボロしないのでとても食べやすいお米スナックです。

原材料は、「うるち米(山形県産)、えんどう豆グリッツ、乾燥ちんげん菜、乾燥かぼちゃ」と、「うるち米(山形県産)」のみの2種類が販売されています!どちらも塩、砂糖不使用でお米本来の甘みを感じることができます。

お湯をかければもちろん離乳食に早変わり!スナックなのに懸念要素が一つもないパーフェクトベビーフードだと言えます。ちなみに我が家の末っ子(現在2歳)は店頭で見つけるといまだに欲しがります!笑

3. maruta ポテトとほうれん草のおせんべい

自然食品や無添加、アレルギー対応食品を数多く販売している太田油脂株式会社のベビー用おやつ!MSシリーズと言って、他にも種類がありますが、こちらは8ヶ月ごろから食べられる国産野菜を使用したおせんべいです。

原材料は、「かんしょでん粉(鹿児島、宮崎)、ワキシコーンスターチ(アメリカ)、ほうれん草ペースト(主に北海道、九州)、ポテトペースト(北海道)、ビートエキス(北海道)、玉ねぎペースト(日本)、食塩(瀬戸内海)」

材料はほぼすべて国産で、アメリカ産のワキシコーンスターチに関してはNon GMO(非遺伝子組み換え)なので、安心して与えられるとともに、お野菜も入っているのが嬉しいポイント!軽い食感で食べやすいので、我が子のお気に入りです。

4. Babybio ベビースムージー アップル・スイートポテト

フランスで最初に乳児用のオーガニックミルクを開発したブランドのオーガニックベビーパウチです。余計なものは入れない素材を生かした野菜と果物100%のスムージー!もちろん砂糖不使用で、原材料も全てオーガニックです。

原材料は「有機りんご、有機さつまいも、有機レモン」たったこれだけ!他にもたくさん種類があり、6ヶ月ごろからOKです。栄養も摂れて水分補給にもなる優れもの、かつジュースのようで子ども達も喜ぶ!6歳の息子はいまだに欲しがります。笑

日本ではそもそもパウチはあまりメジャーではなく、特にオーガニックパウチはほぼないので貴重です。パッケージもBPA不使用のこだわり!我が家ではよく夏のお出かけに重宝しました。

5. SUKUSUKU BALL(スクスクボール)

ondo株式会社が販売する”ママ達が安心して与えられるお菓子”をモットーに開発された玄米パフ。箱入りでパッケージも可愛いので、ギフトにオススメです。(箱なしご自宅用も販売しています!)

ひと箱に3種類のパフが入っており、塩と砂糖不使用で、有機JAS米を使用しているこだわり!原材料は、「玄米粉」「玄米粉、にんじん粉末、ビーツ粉末」「玄米粉、小松菜粉末、ケール粉末」です。

コロコロしたボールのお米パフなので、食べるだけで指先を動かす練習にもなり、脳の発達の手助けに◎また、パッケージの動物や色の認識をしながら楽しんで食べられる食育・知育おやつだと思います!

1歳からのオススメ赤ちゃんおやつ7選

アメリカでは一歳になったらアイスクリームを与えて良い!これ実は私の実体験。うちの長男は小さく産まれて体重も増えづらかったため、栄養士との面談がありました。その時に、アイスでもあげてみましょ!と言われたのです。笑

これは極端な話ではありますが、一歳になったとはいえなるべく砂糖や余計な油は控えたいところ。砂糖や味の濃いものは脳に刺激的であるとともに、味覚も”慣れ”てしまうともう後戻りできないからです。

世の中には刺激的な食べ物があふれているので、本来の素材の味を楽しむ時期は限られています。ここからはおやつデビューよりワンステップした無添加のおやつをご紹介します。

1. maruta のりわかめせんべい

上記でも紹介した太田油脂株式会社のMSシリーズのおせんべいです。こちらは、1歳ごろからのおせんべいで、のりわかめの他ににんじん、かぼちゃ、おかかと種類豊富にあります。(私はいつも全種類買っています!)

原材料は「かんしょでん粉(鹿児島、宮崎)、ワキシーコーンスターチ(アメリカ)、ビートエキス(北海道)、わかめ(鳴門)、のり(愛知)、かつお節エキス(鹿児島)、食塩(瀬戸内海)」

ワキシーコンスターチ以外、国産にこだわっているところが本当に素晴らしいです!無添加なのはもちろん、砂糖や余計な油も使用していないので、ご飯が代わりに食べてもまっいっかと思えるスナックです。笑

2. Kiwigarden サクサクりんご

ニュージーランドからの輸入品ですが、ネットやアカチャンホンポなどで購入できます。ニュージーランド産のリンゴをそのままフリーズドライにしているので、もちろん砂糖不使用、完全無添加です。

原材料は「りんご」のみ!対象年齢は12ヶ月ごろからです。持ち運びに便利で栄養もまるごと摂れるので赤ちゃんのスナックとして重宝します。輸入品なので割高なのが惜しいですが、我が子達のお気に入りです。

3. 干し芋

無添加のおやつとして、栄養価が高く、腹持ちも良い、かつ日本中どこでも手に入る優れもの!お出かけなどでおやつに困った時でも、コンビニに売っているのでありがたき存在です。子どもだけではなく大人のおやつとしてもオススメ!

原材料は、もちろん「さつまいも」のみ!選ぶべきはやはり国産のさつまいもを使用しているもの。大量に買っても冷凍保存もできるので、我が家では常にストックしています。(冷凍する間もなくすぐなくなりますが…笑)

※干し芋は赤ちゃんや幼児のおやつに最適ですが、粘着質で喉に詰まりやすいので、与える時は注意が必要です!一気に口に入れないように様子を見ながら、必要であればカットするのが良いです。

4. ソフトな塩せん&ソフトな小魚せん

またまた太田油脂株式会社のMSシリーズの無添加赤ちゃんおせんべい!砂糖は使用していますが、てんさい糖で油は不使用のシンプルなおせんべいです。原材料がすべて国産な点も安心ですね!

原材料は「うるち米(東北:主に宮城)、砂糖(てんさい糖:北海道)、食塩(瀬戸内海)」また、同じシリーズで、「ソフトな小魚せん」というのもあり、こちらも合わせてオススメです。

原材料は「うるち米(東北:主に宮城)、砂糖(てんさい糖)(北海道)、食塩(瀬戸内海)、煮干粉末(いわし:長崎、熊本)、あおさ(三河湾)」他の同じ形の赤ちゃんせんべいと比べて砂糖の量も少なめです!

5. タケダのたまごボーロ

日本ではたまごボーロ=あかちゃんおやつのイメージがあるように、店頭にはたくさんの種類のたまごボーロがあります。市販のたまごボーロを比較してみて、一番シンプルで無添加なものは竹田本社のたまごボーロでした!

原材料は、「じゃがいもでん粉(国内製造)(遺伝子組換えでない)、甜菜糖、鶏卵、全粉乳」香料などが使用されているたまごボーロもある中、唯一の完全無添加のたまごボーロです。

7連の小分けで、パッケージもそれぞれに曜日と可愛らしい動物が描かれており、我が家の末っ子(2歳児)のお気に入りです。100円均一にも売っており、無添加でもコスパが良いのでオススメです。

6. 無添加クッピーラムネピュア

誰もが知るカクダイ製菓株式会社のクッピーラムネは可愛らしいイラストが印象的です!いくつか種類がありますが、2017年に発売された完全無添加のクッピーラムネピュアは小さい子どもにオススメです。

原材料は、「砂糖、コーンスターチ(遺伝子組換えでない)、ばれいしょでん紛(遺伝子組換えでない)、濃縮レモン果汁、レモンペースト、シークヮーサー果汁パウダー」柑橘系の爽やかなラムネです。

原材料のほとんどが砂糖ということを忘れずに、与えすぎには要注意です!少量の個装になっているので、ハロウィンやイースターなどのイベントにも最適です。また、ぐずった時の最終手段としてバッグに忍ばせています。笑

7. きらず揚げ

お豆腐工房いしかわのおからせんべい。赤ちゃん用のおせんべいは基本的に柔らかめですが、きらず揚げは堅めのハードなおせんべいです。元々は赤ちゃんの歯固めのために作ったお菓子だそうです!

原材料は「小麦粉(愛知県産)、粗糖(鹿児島県産)、植物油(菜種油)、おからパウダー(国産)、食塩(長崎県産)/膨張剤(重曹)」菜種油は非遺伝子組み換えで、原材料も国産にこだわっています。

大人が食べても硬いと感じるので、小さな子には難しいかなぁと思ったのですが、うちの2歳児もボリボリ食べています。笑 よく噛むことで脳や顎の発達にも良く、噛めば噛むほど自然な甘さが口に広がります。

乳幼児には無添加おやつを!

乳幼児のおやつは、あくまでも補食であり野菜や果物、おにぎりなどが理想的ではありますが、外出時や食を楽しむという意味でも市販のお菓子を取り入れるのも良いと思います!(実際、救われることも多い。笑)

日本には、無添加の乳幼児用のおやつがたくさん販売されているのですが、意識して探さないとなかなか辿りつかないので、質の良いものを見抜き選ぶことが大切!上記の無添加おやつは気軽に買えるものなので参考になれば幸いです。

また、味覚や脳の発達にも大きな影響のある乳幼児期には、特に砂糖や添加物はできる限り与えず、基本的には原材料をよく見てシンプルなものを買う癖をつけるのが一番です。ぜひ賢い買い物をしましょう!

 

 

愛を込めて…

Noriko