年末のクリスマス休暇で行ったメキシコ旅行。今年はハネムーンでも大人気のリゾート地カンクンと、そこから1時間ほど南にあるプラヤ・デル・カルメンに滞在しました。
メキシコのリゾート地といえばカンクンが有名ですが、実はプラヤ・デル・カルメンにもリゾートホテルがたくさんあり、世界中から人が集まっています。
プラヤ・デル・カルメンはもともと小さな漁港町だったのですが、世界的に有名なスキューバダイビングの目的地でもあるコズメル島への旅客フェリーサービスの開始とともに、観光地として栄えてきました。
さらに、ここ10年ほどでホテルやショッピングモール、高級ブティックなどの開発が進み、特に欧米人に人気のリゾート地となっています。
今回はそんなプラヤ・デル・カルメンにあるお洒落なホテルリゾート“マヘカル・ビーチ・リゾート”の魅力を紹介したいと思います。
非日常感が味わえるプライベート空間
このマヘカル・ビーチ・リゾートの魅力はまず、ホテルゾーンにあるような大型ホテルとは違って、客室がツリーハウスのような独立型になっていることです。
開放的な空間でチェックインを済ませたら、パームツリーはもちろん緑が生い茂る小道を歩いて、宿泊する部屋へと案内されます。
ツリーハウスは二階建てや三階建てのものもあり、各階に1グループが宿泊できるようになっています。
部屋のドアを開ければすぐに外へ出られ、ビーチもすぐ側なので自然に囲まれており、場所によってはまるでジャングルの中にいるよう。ホテルというよりひとつの村に住んでいるような雰囲気です。
大型ホテルのように常にどこへ行っても人、人、人、、、という感じではなく、道を歩けばたまに人に会う。(もちろんビーチやプール、レストランにはたくさんの人に会いますが、ホテルに比べると少ない印象です。)そんな感じなので、よりプライベート空間が確保できます。
部屋に着くと、ポーチにハンモックを取り付けてくれました。ハンモックってなんでこんなにテンションが上がるのでしょうか!?笑
ハンモックに寝転んでゆらゆら〜。これぞ究極の南国スタイル!!これがあるだけで、ものすごくリラックスできますよね。
部屋はとてもシンプルで、大きくはないですが、トイレットペーパーホルダーやタオルホルダーにも木が使われており、リゾート感満載です。
部屋の色合いやデザインは清潔感があり、洗練されていてとても気に入りました。また、家具も少なく置き物など危険なものもないので子連れの我が家にはぴったりでした。
ちなみに、テレビはありません。電子機器デトックスを、、、と言っている傍らFree WiFiはあるので携帯やPCは使えてしまいますが。笑
我が家は旅行の1週間前に部屋を予約したのでほぼ選択肢はなかったのですが、余裕を持って予約すればもっと広い部屋やゴージャスな部屋、オーシャンフロントを選ぶことができます!
特に嬉しかったのがアメニティー。石鹸からシャンプー、コンディショナー、ボディーローションまで全てオーガニックのものでした。
綺麗な海のあるリゾート地ということで、環境への配慮もバッチリです。人にも地球にも優しいオーガニック製品が置いてあるのはかなりポイント高いです。
さらに、ベビーベッドもリクエストすれば用意してくれます。
絶品レストラン
ここはオールインクルーシブではないのですが、朝食は付いていてランチかディナーのどちらかを選ぶことができました。
レストランは二ヶ所にあり、朝食はビュッフェでオーダーメニューもあります。ランチとディナーはビュッフェのレストランとコース料理のレストランがありました。
基本的にドリンクは有料で、レストランメニューの中には一部有料のものもあります。クリスマスイブにはスペシャルディナーが用意されていましたが、こちらも有料でした。
クリスマスディナーもビュッフェとコース料理を選ぶことができます。0歳3歳の子連れだとなかなか難しいのでコース料理は断念し、ビュッフェディナーにしたのですが、満足度の高いメニューかつ、息子も大喜びでした。
スペシャルディナーということもあり、期待以上に料理が豪華でした!ローストビーフなどのお肉系はもちろんロブスターなど魚介が豊富で、とても美味しかったです。私はここのロブスターと生サーモンを食べ尽くしました!笑
デザートも日本のホテルビュッフェのように細かいところまで丁寧に細工や飾り付けがしてあり、どれも可愛いくて食べるのがもったいないほどでした。
息子はイチゴのチョコレートフォンデュに夢中で、ついにチョコレートデビューを果たしました。よほど楽しかったのか2、3個作って頬張っていました。(クリスマスということで特別です。笑)
この日はギターの弾き語りの生演奏も聞けたので、息子も飽きることなくご飯を楽しむことができました!途中で受付のお姉さんが息子と一緒にダンスして遊んでくれたのがありがたかったです。
クリスマスディナーもとても美味しかったのですが、コース料理も味付けが凝っていて、レストランのどの料理も素晴らしかったです。食材やメニューは同じでも、日本はもちろんアメリカで食べるものとはまた違った料理が頂けます。
充実したアクティビティ
基本的にはビーチやプールでまったりしたり、遊んだりしますが、それだけではなくアクティビティも充実しています。海ではカヤックをレンタルでき、我が家の男チームはカヤックで航海へと出かけていきました。
ビーチのパラソルは椰子の傘?(これなんて言うのだろう…)が非日常を演出してくれます。自然のものに囲まれているとよりリラックスできますよね。
クリスマスイベントとして、クッキーデコレーションにも参加できました。クッキー好きの息子は嬉しくて嬉しくて仕方がなかったようです。
アメリカではクリスマスシーズンにはクッキーやジンジャーブレッドハウスのデコレーションが定番ですが、一度もやったことがなかったので、良い機会になりました。
メキシコといえばこのカラフルにペイントされた陶器の民芸品が有名。
お皿や灰皿、ジュエリー皿、ドクロの置物までポップなデザインがメキシコらしくて大好きです。
ここではペイント体験ができたので、息子と挑戦してきました。(本当は息子にペイント体験をさせてあげたいと思い立ち寄ったのですが、作品を選ぶうちにどうしてもやりたくなってしまいました。)
息子はカメの小物入れ、私は花のデザインの小物入れを選びました。やはりまだ3歳の息子には少し難しかったようですが、自分で色を選んで楽しんでいました。デザインの線とかは完全無視で思いのままペイントしていましたけど。笑
私は昔沖縄でやったシーサーの色付け以来のペイント体験で、息子を見ながらも(ほとんど放置で)夢中になって色塗りをしました。
完成は翌日。それまでにスタッフの方がペイントの手直しと艶出しをしておいてくれます。
完成がこちら!もう少し時間があったら細かいデザインもやりたかったなーと言うのが正直なところ。3歳児の集中力はそこまで長くないので、まぁよくできた方。
というより、手直しのおかげかしら、、、?はちゃめちゃに塗ってどうなることやらと思った息子のカメさんが意外にも芸術的な良い出来栄え。笑
この2つで$14です。体験プラス物を持ち帰ると、その作品を見るたびに旅の記憶が蘇るのでより良い思い出になりますよね!!すごくオススメです。
フレンドリーなスタッフ
ここのリゾートは欧米人が多く、ビーチには地元の方達も訪れていました。アジア人が珍しいからか、スタッフの方が名字を覚えてよく声をかけてくれました。
また、息子の名前も覚えていて、出会うたびにあいさつしてくれ、会話しながらスペイン語を教えてくれました。
スタッフの方々のフレンドリーかつ丁寧な仕事ぶりにとても好感が持てました。よくよく考えるとこのリゾートに来ていた人達も、洗練された雰囲気の方多かったように思います。
初めは大人向けかなぁとも思ったのですが、うちと同じように一歳未満の赤ちゃんや幼児、小学生を連れた家族も多々みられました。
いつも明るく挨拶してくれ、ホスピタリティーに溢れたスタッフの方々のおかげでより滞在が快適なものとなりました。ぜひまた訪れたいリゾートホテルです!!
Mahekal Beach Resort
住所:Calle 38, Entre Avenida 5a Y Zona Federal Maritima, Centro, 77710 Playa del Carmen, Q.R., Mexico
TEL:(877)235-4452
URL:https://www.mahekalbeachresort.com/
最後に一つだけ注意点
たくさんの自然と緑に囲まれているだけあり、とにかく蚊が多いです。部屋には蚊取り線香と虫除けスプレーが用意されているので大丈夫でしたが、レストランは屋根ありの屋外になるので対策をしないと刺されてしまいます。
生後7ヶ月の娘は基本的にはベビーカーの中にいたので、全く刺されませんでしたが、息子は所々刺されていました。(対策が甘かった)
外を歩く際や、食事でレストランへ行く際、またアクティビティに参加するときも、虫除け対策をしっかりしていく事をオススメします。
愛を込めて…
Noriko